樽前山 登山

樽前山 

この記事は2015年8月に樽前山を訪れたときの様子を記載しています。

登山口へ

14時ぐらいに自宅を出て国道453号線を進み樽前山へ向かう。途中ラルズマートに寄って食料を調達。支笏湖方面へ行く場合は、このラルズマートより先はセイコーマートしか無く、スーパーで何か買いたい場合はここが最後。

支笏湖湖畔のぐねぐね道路を進み樽前山の登山口へ到着。夕方なので樽前山へ向かう車は少ないと思っていたが、自分の他に2台が前を走っている。ゲートから先のダート道では数台の車とすれ違うし。キャブコン(トラックタイプのキャンピングカー)と狭いダート道ですれ違うのは冷や汗ものだ。

17時なので樽前山の駐車場は空いていた。

取りあえず車を車中泊できるようにしたらカメラを持って見晴台まで行ってみる。観光客が普通の靴で行く場所らしいので自分も普通の靴で行ってみる。



登山口、すでにここが7合目なんだけど。






樽前山7合目ヒュッテ。駐車場よりも手前にあります。
緊急避難小屋なので通常時は使えません。


日が沈んだので、ラルズマートで買ったカツ丼を食べて特にすることも無く適当に過ごす。セルラーの電波も入ったり入らなかったりでスマートフォンも使えず。とっとと車後部に移動し寝ることにする。

本格的な登山は明日に続く。

登山

日の出を撮影するつもりで4時に起床。しかし、外に出て空を見ると分厚い雲が立ちこめている。日の出はあきらめて朝食を食べて登る準備をする。4時30分ぐらいなのにすでに駐車場には車が10台ほど止まっている。

今回の山行で気が付いたのだが、使っているザックのハーネスがちぎれそうだ。このザックはハイキングや旅行なんかに使うようなもので本格的な登山には向いていないものだからなぁ。駆使しすぎたかな。

入山届けを書いて4:45から登頂開始。

階段状になっている部分が木だけ浮かび上がって土が無くなっている状態になっている。この階段は登山道が崩れないようにするためにあるものだったはず。人が登りやすくするためのものではない。階段の部分はいたるところがこのように崩れている。入山者数が山のキャパシティを超えてしまっているのだろうな。










登りはそれほどきつくは無く、火山性の石や砂が多いので足下に注意が必要です。体力的には藻岩山よりも楽なぐらい。だけど標高があるのでガスが出たりするので危険度合いは標高並みです。それと火山であることを忘れずに


東山へ

外輪の行き先表示。東山へ行ってみます。霧が出て10m先ぐらいまでしか見えません。




東山の頂上まで来たものの朝早いのもあって誰もいません。景色も見えない。



独特の溶岩ドーム




西山へ

神社、と数人が入れる緊急時の避難ドーム。噴火活動が活発になったときにここに逃れることができます。神様が守ってくれるでしょう。



西山へ向かいます





霧が出てきて10m先も見えなくなってきた。ここで水を飲んだり、行動食を食べたりしてしばし休息する。しかしここも誰もいないな。

観測機器があります。北海道開発局のものらしい。


西山から東山へ

西山を下り外輪山西コースを進みます。けっこう急なので慎重に下って行く。しかし、滑って転んでしまった。両足が滑って尻餅をついてしまった。汚れただけでダメージはなし。火山性の砂は滑りやすい。



再び東山の山頂へ行き小休止。これで外輪を一周した。
霧が濃くて水滴が宙を舞っている感じ。5m先も見えない。帽子に付いた水滴が垂れてくる。こういうときにコースを外れたりして道に迷ったりするのだろう。さっきとは違い東山の山頂には登山者が10名ほどいた。

下山

後は西山の分岐点をへて下山する。結構登ってくる人が多い。


9:30に登山口に到着。
下山時刻を記入するために入山届けを見たら自分の名前が見当たらない(直近の入山者が記入したページが開かれている状態)。2ページ前へめくったら名前があった。それから推測するに、自分が入山した後は40組以上は入山している模様。

9:30の時点で駐車場は満杯。道路にもたくさんとまっている。五合目のゲートを閉じており、五合目からは出た車の数分だけ車を入れるように規制していた。車の整理だけで上に2人、ゲートに2人いた。

靴を履き替え長袖のシャツを脱ぎ撤収する。途中はどこも寄らずに帰宅。

昼になり札幌は晴れてきた。樽前山も昼になったら晴れたのかな。

樽前山は虫が少なくて良かった。天気がいい日にまた行きたいね。

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